ホワイトニング後にしてはいけないことは？気をつけるべき飲食物や着色を防ぐ方法
歯を白くするために歯医者さんやサロンでのホワイトニングに行ったあと、正しいケアはしっかりできていますか？
今回は、ホワイトニングの効果をより長く持続させるために、避けるべき行動やおすすめのケア方法をご紹介します。
目次
ホワイトニング後に食事制限がある理由
ホワイトニング後は歯の表面のエナメル質を覆う「ペリクル」という膜がはがれた状態になるため、歯の表面に色素が入りやすくなっています。
唾液由来のタンパク質の薄い膜で歯の保護膜としての役割を持つペリクルは、ホワイトニング後12～48時間で再生すると言われているため、少なくとも24時間は食べ物やタバコに注意が必要です。
気をつけるべき食べ物
色の濃い食品
例）カレー、しょうゆ、ケチャップ、ソース、ホウレンソウ、その他着色料を使用した食品、お茶、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、コーラなど
色の濃い飲食物は色素が強く歯に着色しやすくなるため、調味料を塩に変える、色の濃い食材は避けて料理するなどの工夫が必要です。
ポリフェノールを多く含む食品
例）赤ワイン、大豆、ぶどう、ココア、チョコレートなど
ポリフェノールは歯の着色汚れ「ステイン」のもとになります。
色が濃くなくても大豆製品である豆腐や豆乳などもポリフェノールを多く含んでいるため、避けた方がいいでしょう。
酸性度の強い食品
例）レモン、酢、梅干し、炭酸飲料、スポーツ飲料など
酸はエナメル質を溶かして着色しやすくするだけでなく、歯に刺激を与えて知覚過敏を招く恐れもあります。
ホワイトニング後でも大丈夫な食べ物
ホワイトニング後でも安心して食べられるのは色素が少ないもの、すなわち色の薄い食べ物です。例えば、水、牛乳、ごはん、パン、うどん、白菜、大根、白身魚、しらすなどが該当します。
パスタを食べる場合はトマトソース系ではなくソースを使わないペペロンチーノやホワイトクリームソース系を選ぶなど、着色しにくい食材に置き換えることで食べ物の選択肢が広がりますよ。
着色を予防する方法
食事の前に水を飲む
着色しやすい食事をとる前は、コップ一杯のお水を飲んでから食べましょう。
口の中が乾いていると、汚れを洗い流す働きをもつ唾液が減少して着色しやすい口腔環境になります。また、食事中もこまめに水を飲むことで汚れを落とすように心がけましょう。
ストローを使う
ストローを使うことで歯に直接飲み物がつくのを防ぎながら飲むことができます。
熱い飲み物には不向きですが、冷たい飲み物で、特に色の濃い飲み物を飲む際に使うのがおすすめです。
唾液の分泌量を増やす
唾液は口腔内の汚れを洗い流し着色を防ぐ働きがあるため、唾液の分泌を促すことが効果的です。
よく噛んで食べる、口の体操をするなどの方法はすぐにでも取り入れられるので試してみてください。
着色汚れを落とす方法
早めに歯磨きをする
食べ物の色素を蓄積させないために、食後は早めに歯磨きをして着色汚れを洗い流します。
外食等の理由で歯磨きができない場合は、口をゆすぐだけでも効果的です。
歯の消しゴムを使う
歯の消しゴムは研磨剤入りのシリコンゴムで歯の表面をこすって着色汚れを落とすアイテムです。
あくまでも表面の汚れを落とすものなので、歯の内側から白くすることはできず効果は長持ちしませんが、イベントや写真撮影の前などに使用することが多いです。
ただし研磨剤が入っているものは歯の表面を削り傷つけてしまう可能性があります。ゴシゴシと擦りすぎたり、短期間で何度も使用したりと頻繁に使用することはおすすめしません。
クリーニングを行う
定期的に歯医者さんへ通い、歯のクリーニングを行うことで着色汚れをケアすることができます。
ホワイトニングは歯を内側から漂白して白く見せるものですが、クリーニングは歯垢や歯石を除去して歯の表面をきれいにするものです。
そのため、タバコのヤニや茶渋などの頑固な汚れにも効果があるため、着色汚れを落とすことにも期待できるでしょう。
MiiSのホワイティエッセンスを使う
毎日蓄積される着色汚れのケアは、MiiS「ホワイティエッセンス」でケアするのがおすすめです。
ホワイトニングをしても、時間が経つにつれて着色汚れが蓄積し、色が戻ってしまいます。
ホワイティエッセンスを使って1日2回以上使い、着色汚れをケアしましょう。
まとめ
食事制限や着色予防について知っておくことで、きれいな歯を長持ちさせることができます。
ホワイトニング後はいつも以上に着色に気をつけ、しっかりケアを行いましょう。
MiiSでのホワイトニングケアは、ホワイトニングに通っている方はもちろん、これからホワイトニングケアを行う方にもおすすめです。
着色は日々の蓄積によるものなので、毎日習慣化しケアを徹底するようにしましょう。
