歯の磨きすぎはNG!意外と知らない正しい磨き方
みなさんは日頃から正しい歯磨きできていますか?
実は、正しい歯磨きができている日本人は10人に1人しかいないと言われています。
せっかく毎食後磨いていても磨き残しがあってはもったいないですよね。
そこで今回は、正しい歯磨きの仕方についてご紹介します。
参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000498.000024101.html
目次
歯磨きをする適切なタイミングは?
歯磨きをするタイミングは「食後すぐが良い」という意見と「食後30分以上経ってからが良い」という意見、どちらも聞いたことがあるのではないでしょうか。
専門家によって意見がわかれていますが、30分以上時間を置いた方がいいと言われる理由は、食後の口の中の状態にあります。
食後は口の中が酸性になりその酸が歯を溶かす働きがあるため、中性に戻る間の30分は磨かない方がよいという理論です。
これが当てはまるのは酸蝕症という病気のみで、酸蝕症ではなく、歯が健康な方は食後すぐに磨くのがよいでしょう。
歯磨きの手順
①歯ブラシを鉛筆と同じように持つ
まず、歯ブラシを持つときは鉛筆と同じように親指、人差し指、中指で軽く持ちましょう。
磨くときの力加減は歯ブラシの毛先が広がらないような軽い力で十分です。
力を入れすぎてしまうと歯の表面や歯ぐきを傷つける原因になります。
②歯の面を磨く
歯磨き粉をつけたら、歯ブラシの毛先を歯の面に当て一本一本磨くように小刻みに動かします。
面に対しては90度ですが、歯と歯茎の境目は45度の角度にして磨き残しがないように磨きましょう。
③奥歯や前歯の裏側などを磨く
磨きにくい奥歯や前歯の裏側は歯ブラシの先を使ったり縦にしたりしながら磨きます。
歯並びがでこぼこしていると特に磨きにくいため、奥まった歯は歯ブラシを縦にあてて上下に細かく動かしましょう。
④うがいをする
最後に舌でザラザラしたところがないかチェックして、全部ツルツルならしっかり磨けている証拠です。
磨けていたらうがいをして歯磨き粉を洗い流しましょう。
その際により多くの汚れを流そうと何度もうがいをするのはおすすめしません。
多くの歯磨き粉に含まれているフッ素はむし歯予防に効果があるのですが、何度もうがいをしてしまうと洗い流されてしまうため、うがいの回数は1,2回が良いとされています。
正しく磨くポイント
プラークが残りやすい場所をしっかり磨く
プラークとは、歯の表面や歯と歯の間に付着している乳白色のネバネバした細菌のかたまりです。
2~3日放置しておくと歯磨きでは除去しにくい歯石となり、むし歯や歯周病のリスクを高めます。
プラークが残りやすい、「歯と歯の間」「奥歯のかみ合わせ」「歯と歯茎の間」「歯並びがでこぼこしているところ」などは念入りに磨くようにしましょう。
古い歯ブラシで磨かない
毛先の広がった歯ブラシでは正しい角度で歯に当てられないため隅々まで磨けないだけでなく、毛先には目に見えない汚れや雑菌が多く潜んでいます。
歯ブラシの交換時期は約1か月と言われているため、1か月に1回は交換した方が衛生的です。
歯磨き粉の量を適切にする
チューブタイプの歯磨き粉の適切量は、歯ブラシの半分程度の約1~2㎝と言われています。
歯磨き粉をつけすぎてしまうと歯を傷つけてしまったり磨き残しが多くなったりする可能性があります。
市販の歯磨き粉には、歯の着色汚れを削るように落とすことができる「研磨剤」と、泡立ちを良くして口の中に爽快感を与える「発砲剤」が含まれていることが多いです。
研磨剤入りの歯磨き粉を多量につけて強い力でブラッシングしてしまうと歯の表面に傷をつけてしまうかもしれません。
また、発泡剤入りの歯磨き粉を多量につけると、泡が立ちすぎてきちんと磨けていないところも磨いた気になってしまいます。
こういったことを防ぐために適切量を守りましょう。
歯磨きのアイテム選び
自分に合った歯ブラシ
自分に合った歯ブラシを選ぶためにはブラシのある「ヘッド」のサイズが重要になります。
ヘッドの長さは前歯2本分が最適とされていて、これは人差し指の横幅の1.5倍と同じになります。
またヘッドの幅は人差し指の横幅1本分が適しているため、歯ブラシを購入するときは人差し指の幅に収まっているか確認してみてください。
デンタルフロスや歯間ブラシ
普通に歯磨きをしただけでは100%汚れを取り除くのは難しいです。
デンタルフロスや歯間ブラシを併用すれば、歯と歯の間を効率よく掃除することができます。
さらに歯をきれいにするための+αアイテム
隅々まで歯を磨けたら、次はホワイトニングケアに力を入れてみてはいかがですか?
おすすめなのは、研磨剤不使用の歯の美容液「MiiS ホワイティエッセンス」です。
MiiSオリジナルの清掃成分「F-メタリックポリリン酸(三リン酸5Na+リンゴ酸)」を配合したジェルがお口の隅々まで行きわたりホワイトニングケアを叶えます。
しっかりとブラッシングすることによって、むし歯や口臭予防にもなるため、毎日使用するのが良いでしょう。
正しい歯磨きで健康な歯に
いかがでしたか?
正しい歯磨きは「プラークが残りやすい場所をしっかり磨く」「古い歯ブラシで磨かない」「歯磨き粉の量を適切にする」ことがポイントです。
正しい歯磨きをマスターして健康できれいな歯を維持しましょう。