口内環境の悪化は体にも悪影響?習慣化するべき4つの行動

ORAL BEAUTY

みなさんは、歯ぐきが腫れていたり、口内炎ができやすくなっているなと感じることはありませんか?痛みのない口内トラブルは、すぐに治ると思って放置しがちです。
口内環境が悪化することで口内トラブルだけでなく、体へのトラブルにも繋がり、健康状態にも影響を与えてしまうことも…。

今回は、口内環境が悪化することで起こるデメリットと、その予防習慣をご紹介します。

自分の口内環境は大丈夫?

みなさんは、自分の口内環境が整っていると自信をもって言えますか?
あまり口内を見る機会がないため、肌や髪の毛の状態などよりも意識している人は少ないのではないでしょうか。

口内環境ときくと、口内トラブルを想像する人が多いと思います。
しかし、口内環境が悪化すると、口内トラブルだけでなく体のトラブルにも影響を与える可能性があります。
口内と体へのトラブルを避けるためにも口内環境を整えることはとても重要な習慣です。

口内環境が悪化すると、唾液の分泌量が低下して口内の細菌が増えてしまいます。
それが、口臭や口の中のネバつき、歯ぐきの出血に繋がっていきます。
他にも、口内炎や口の中の噛み傷、舌苔(舌の汚れ)なども口内環境が悪化しているサインなので、自分の口内環境の状態を確認してみましょう。

口内環境が悪化することで与える影響

口内環境が悪化することでむし歯や口内炎、歯周病などの口内トラブルを引き起こします。
ただ、気をつけてほしいのが口内トラブルの可能性だけでなく、体へのトラブルの可能性も高まるということです。
体への影響として可能性があるのが糖尿病の発症です。歯周病菌には、インスリンというホルモンの働きを妨げる作用があります。それが、血中の血糖値を高めてしまうことに繋がってしまい、糖尿病の発症リスクを高めてしまいます。

他にも、インフルエンザなどの感染症に感染するリスクが高まることも。
感染症は、口腔内の雑菌を介して発症します。そのため、口腔内の衛生状態が悪いと、感染症にもかかりやすくなってしまいます。

さらに、口内環境の悪化によって発症した歯周病が、肺炎や心臓疾患の発症の恐れにも繋がります。
特に高齢者などは、歯周病菌が唾液を介して肺に流れこんで肺炎になったり、冠動脈に感染して動脈硬化を引き起こしたりしてしまう場合もあるのです。

口内環境を整えることのメリット

口内環境を整えると歯や体にいい影響を与えてくれます。
歯への影響としては、むし歯・歯周病予防に繋げてくれることです。

むし歯や歯周病は、口内に残った食べ物によって増殖した細菌が原因です。このような口内トラブルは、最悪な場合、歯を失うことも…。
口内環境を整えてむし歯や歯周病が予防をして、歯や体の健康守っていきましょう。

また、口内環境を整え、唾液の分泌を促進することが大切です。
唾液は、食べ物を溶かしたり、あらゆる刺激から口腔粘膜を保護したり、呼吸などの口腔機能を助けたりなど、多くの役割を果しています。
しかし、唾液の分泌量が低下してしまうと、加齢や薬の影響、ストレスなどによって起こる口腔乾燥症(ドライマウス)になってしまい、口臭や口内トラブルに繋がってしまう恐れがあります。
口内環境を整えることで唾液の分泌を促し、口腔乾燥症(ドライマウス)を予防しましょう。

口内環境を整える習慣

口内環境を整えることの重要さについて解説しましたが、どのような対策をすれば良いのでしょうか。
毎日の歯磨き以外に行える口内環境を整える習慣を4つ紹介いたします。

鼻呼吸を行う

口呼吸をしている人は、口内を乾燥させてしまうため口腔乾燥症(ドライマウス)になりやすいです。口臭や唾液の分泌低下を防ぐためにも、普段から鼻呼吸を意識しましょう。
テープやマスクなどの鼻呼吸を行うためのグッズも販売されているので活用してみてください。

ストレスフリーな生活を送る

過度なストレスを感じていたり、十分な休暇が取れなくストレスを解消できていなかったりすると、歯ぎしりや噛み締めが強くなり歯に負担をかけてしまいます。深呼吸や運動、湯船につかるなどを行ってストレスを解消していきましょう!

バランスのとれた食生活

外食中心の生活で脂質や糖質の高い食べ物が多く、野菜不足になっていませんか?
毎日の食事で、ビタミンやたんぱく質が不足していると口内の組織が修復できなくなってしまいます。
1日に摂取すべき野菜の量は350gで、タンパク質の摂取量は男性で約60g、女性で約50gが目安となっています。(厚生労働省により)
意識して1日の摂取量を達成できるように心がけましょう。

早寝早起きの規則正しい生活

就寝前の携帯や睡眠不足、不規則な生活リズムで過ごしている人は、多いのではないでしょうか。
不規則な生活は、自律神経を乱したり、不眠症や肥満になるリスクが高まり、自律神経が乱れると口内環境の悪化にも繋がります。
規則正しい生活をおくるためにも、寝る時間・起きる時間を一定にしたり、適度な運動行ったりしていきましょう。

4つの習慣で口内環境もきれいに

今回は、口内環境の悪化の原因や与える影響、整えることのメリットを紹介しました。
口内環境の悪化は、口内トラブルだけでなく糖尿病や感染症の恐れなどの体のトラブルにも繋がってしまいます。

「鼻呼吸」「ストレスフリーの生活」「バランスの良い食生活」「規則正しい生活」を習慣づけて、口内環境を整えていきましょう。

MiiS Oral Beauty Lab編集部

MiiS Oral Beauty Lab 編集部は、歯も、息も、笑顔も、みなさんの輝く瞬間をつくるあたらしい美の習慣“オーラル美容”を日々考え続け、サービス...

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