ホワイトニングの頻度や持続期間は?効果を持続させる方法

「1回のホワイトニングでどのくらい白さが持続されるのか」「どの頻度で通えば白さをキープできるのか」ご存じですか?
適切な頻度を知っておかないと、充分なホワイトニング効果が出なかったり歯にダメージを与える可能性があるかもしれません。
そこで今回は、ホワイトニングの頻度や効果を長持ちさせる方法をご紹介します。
歯の健康と美しさを維持するために、ぜひ読んでみてください。
目次
ホワイトニングの種類

歯の漂白を目的としたホワイトニングは、主に3種類あります。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、漂白効果の高い過酸化水素が含まれるペーストを歯に塗り、その上からLEDライトを当てることで歯の内側から漂白する方法です。
歯科医院にもよりますが、1回約3~7万円の費用がかかります。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院で自分専用のマウスピースを作り、そこに処方されたホワイトニング剤を塗って数時間置くことでホワイトニングする方法です。
かかる費用は1万5,000円~3万円程度で、継続する場合は2週間ごとに追加の薬剤を購入する必要があります。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、歯科医院でオフィスホワイトニングを行い自宅でホームホワイトニングをするという、2つを組み合わせたものです。約5万円~10万円の費用がかかります。
おすすめの頻度と持続期間

オフィスホワイトニング:3〜4回
オフィスホワイトニングは、1か月に1,2回のペースで約3~4回が一般的な通院頻度で、持続期間は3~6か月程度とされています。
1回の施術でも効果を感じやすいですが、あまり長く持続しないのが特徴です。
ホームホワイトニング:2週間
ホームホワイトニングでは、マウスピースをつくるため、初回に歯型を取りに歯科医院に行く必要がありますが、通院することはほとんどありません。
自宅で2週間、毎日マウスピースを装着しホワイトニングすることで6~12か月持続します。
効果が出るのに時間はかかりますが、通院する時間のない方におすすめです。
デュアルホワイトニング:2〜3回+2週間
デュアルホワイトニングは、歯科医院に月1,2ペースで約2~3回通ってオフィスホワイトニングを行います。同時に、2週間毎日ホームホワイトニングを行うことで十分な効果が得られます。持続期間は最も長い1~2年間ほどです。
ホワイトニングの頻度が多くなる人はどんな人?

「ホワイトニングの頻度が多くなる=歯が黄ばみやすい」ということです。
日常生活の中にも黄ばみやすい習慣が潜んでいるため、以下の3つに当てはまっていないかチェックしてみましょう。
色の濃い飲食物が好きな人
色の濃い飲食物として挙げられるのは、カレー、チョコレート、コーヒー、紅茶、赤ワインなどです。
これらの飲食物は色素が強く着色しやすいため、食べ過ぎてしまうとせっかくホワイトニングした歯が黄ばんでしまいます。
タバコを吸っている人
タバコに含まれるタールなどの化学物質が歯の表面に付着することで黄ばみの原因になります。
着色汚れの中でも、特にタバコによる黄ばみは落としにくいため、喫煙が習慣化している人は何度もホワイトニングをしないとすぐに黄ばんでしまいます。
口呼吸をしている人
口呼吸をすると口の中が乾燥し、汚れや細菌を洗い流してくれる役割を持つ唾液が少なくなります。
そうなると、歯垢がたまりやすくなったり歯の表面に汚れが付きやすくなり黄ばみやすくなってしまうのです。
普段から口呼吸をしている人は、意識的に鼻呼吸へ変えていきましょう。
効果を長持ちさせる方法

歯科医院で定期的にメンテナンスをする
着色汚れは毎日の歯磨きで落としきれていないと、蓄積して黄ばみの原因になります。
歯科医院で定期的にクリーニングをして、歯垢や歯石、着色汚れを除去することで黄ばみを予防できます。
また、むし歯の早期発見にもつながるので定期的に通うようにしましょう。
色の濃い飲食物、タバコを控える
ホワイトニング後は、歯の表面を覆っているペリクルという保護膜がなくなってしまうため着色しやすくなっている状態です。
そのため、ホワイトニング後は特に色の濃い食べ物やタバコを控えることで再着色を防ぎましょう。
コーヒーを1日何杯も飲んでいる方は量を減らしてみる、色の濃い食べ物を食べたらすぐに口をゆすぐなど、ちょっとした工夫を継続することでストレスなくホワイトニング効果の維持ができますよ。
こまめな歯磨き
歯の磨き残しが着色の原因になるため、食後はこまめに歯磨きをして汚れを取り除きましょう。
その際にホワイトニング効果のある歯磨き粉を使うことで、より効果が維持できることが期待されます。
例えば、「ハイドロキシアパタイト」という成分はタンパク質を吸着して取り除く性質があるため、歯の表面の汚れを取り除くという特徴があります。
どんな成分が配合されていて、どんな効果があるのかを調べてから自分に合う歯磨き粉を選んでみてください。
▼ホワイトニング歯磨き粉に関する詳しい記事はこちらをチェック
ホワイティエッセンスでおうちケアを徹底
歯の着色汚れは日々の蓄積なので、毎日のおうちでもホワイトニングケアが効果の持ちにつながります。
MiiSの「ホワイティエッセンス」は、MiiSオリジナル清掃成分「F-メタリックポリリン酸(三リン酸5Na+リンゴ酸)」を配合したホワイトニングジェル。おうちで簡単にできるのでおすすめです。
ホワイティエッセンスを歯ブラシにのせてブラッシングすることで、歯の表面の着色汚れを落とし、本来の白さへと導きます。
歯科医院に通うことももちろん大切ですが、おうちでの毎日のケアをしっかり行うようにしましょう。

ホワイトニングをする際の注意点
歯を白くしたいからといって何度もホワイトニングするのは、歯にダメージを与えてしまうためNG。
歯科医院でのホワイトニングは強い薬剤を使用するため、知覚過敏になって歯がしみることがあります。
そのため、オフィスホワイトニングなら3,4回の施術が終わったあと半年~1年、ホームホワイトニングは14回(2週間毎日)終わったあと1年~1年半は空けるようにしましょう。
まとめ
オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニング、それぞれの適切な頻度や費用、きれいな歯をキープする方法をご紹介しました。
ホワイトニングの種類別の適切な頻度や注意点を知って、歯の健康を守りながらきれいな歯を目指しましょう。
また、ホワイトニング効果を長持ちさせるために、歯科医院での定期メンテナンスに加え、おうちケアを忘れずに行ってくださいね。